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田中博史の「授業・人(じゅぎょうひと)」塾・PC版 

「授業・人(じゅぎょう ひと)」塾  活動紹介

3種類のZOOM講座を経験してみて

ここまでにいろいろなタイプのZOOM講座を試してみました。
4月から5月のお試し期間はずっと無料でやらせてもらいました。

先生方のニーズの違いは単に経験年数によるものだけではなく、やはりそれぞれの方が幼い頃、どのように算数を、いや物事を学んできたかによって大きくその価値観は変わるのではないかと・・・。

そのリサーチは、昨年まで全国を回って無料で行ってきた五人会でもおこなってました。
皆さんの悩みを聞くことと、私の学びとが同時に成立するよい機会でした。
旅に出られなくなったので、ZOOMでこれも始めてみました。

それが八人限定のPREMIUM講座です。
だからPREMIUM講座では、話題の提供者は参加者ご自身です。
やってみて、8人でも全員にしっかり満足して参加してもらうことの難しさを感じてます。
私は山口県教員時代に7人のクラスを山間部の学校で持っていましたけど、その時も7人ならしっかり見ることができるだろうと思ってましたけど、やはり一人一人のニーズは大きく異なり、7人でも本当にそれぞれが困ったことを自然体で表現を始めたら大変だということを味わってました。
人数が多くなり子どもたちが自由に疑問を出せないことによって、何となく授業でできているように教師は感じていただけ・・・。あらためてそんな反省の日々です。
 一人ずつと話し、それぞれのニーズに向き合うことを目的にするとカウンセリングと同じ雰囲気になります。他の講座とは役割が異なってきそうですね。

CLASS講座
 画面におさまる24人で参加者の先生を子どもに見立てて、田中博史が授業をするという講座です。ここでは、田中が教材を提示をします。参加者には全員に何らかの形で自己表現してもらうことを目的にしています。

LARGE講座
 いわゆる講演会と同じです。ただ私の場合は今までの講演会でもできるだけ参加型を意識してきました。CLASS講座と異なるのは、全員の自己表現の場は作れないということですが、投票機能を有効に活用して匿名による参加は意識して組み込んでやっています。
 もちろん、グループを作って皆さん同士で交流してもらうのもいいのですけど、グループにしてあとは丸投げという講座も多いと聞きます。
 そういう手法を頻繁に使う方は、おそらくご自分のクラスの授業でも苦しくなるとすぐペアトーク、子どもがしゃべらないとグループにしてあとは休憩・・というパターンに陥っている人がほとんどです。
 やはり、何とか参加者の皆さんのニーズを意識して講座の組み立てに使うという意識が必要ですね。これも授業と同じです。
 多くのZOOM講座では単なるアンケートとして使っていない投票機能ですが、私は実はかつてのアナライザーと同じ役割で使っています。最近、真似してそのような使い方を始めた人が増えてきましたね。
 この発想は日常の授業でももっと意識するとよいとおもいます。
 でも気を付けてないといけないのは、他の子どもたちがそれらを目にすることによって、逆に素直な状態がでなくなったりするということ。やはり配慮ができる人でないと両刃になりますから、気を付けたほうがいいです。
 便利なものは副作用も必ずあるので。
 
 さて、本日は6/20の講座の申込日。お待ちしています。
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